2011年3月5日土曜日、横浜市内で最古の寺院である弘明寺(弘明寺)に行ってきた。
弘明寺は、かつては広大な敷地を有していたが、廃仏毀釈でその大半を市に譲渡し、いまではかつての2割ほどのスペースとなっているようである。
弘明寺は京浜急行本線の「弘明寺駅」から徒歩数分のところに位置する。
駅から下り坂をてくてく歩くとその街並からは若干アンマッチな雰囲気で仁王門が現れる。
右手の坂の上に弘明寺駅がある
仁王門には、弘明寺での山号である「瑞應山(ずいおうざん)」の力強い書体が目立つ。
仁王門には例のごとく、阿吽の2体の仁王像が安置されている。
弘明寺・仁王門の「吽形」
仁王門をくぐるとすぐ急な階段が目に入ってくるが、それよりもざーさんの目を引いたのは、6体のお地蔵さんだ。
どこかで見た傾向に似ている。そう、九品仏浄真寺で見た6体のお地蔵さんだ。
後で調べてみたら、6体のお地蔵さんにはちゃんと意味があるらしいのだが、それについてはまたいつかの機会に書いてみたい。
本堂に向かう階段とお地蔵さん
わくわくしながら階段を上り始めると、左手にちょっとしたスペースがあり、そこには銅製か真鍮製かは不明だが、身代地蔵尊が立っている。
このお地蔵さんは、平成13年に創立100周年を迎えた京浜急行電鉄から寄贈されたとのことである。
身代わり地蔵尊を後にし、いよいよ階段の上を目指す・・・。
(続)
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