2011年3月27日日曜日

新発見!! 川崎大師の大山門

昨日(3/26)、久しぶりにカメラをぶら下げて、散歩に出た。

お寺や仏像に興味を持ち始めてからは、地元の川崎大師(平間寺)には、顔を出していない。

幼少の頃から数えきれないほど訪れている川崎大師だが、あまりに近すぎて「いつでも行けるわ」感覚になっていたのは事実だ。

昨秋以来、いろいろなお寺を拝観し、仏像に関してもちょっとは知識も蓄積されてきたが、筆者の知識にまた一つ意外な事実が加わった。

意外な事実と書いたが、単なる勉強不足であるかもしれないので、知ってる人はスルー願います。

大きなお寺には、山門とか南門とか南大門とか、呼ばれ方はいろいろあるが、正門がある。

その正門には、たいがい阿吽の仁王像がお寺を守っているのが普通だ。

今までこのブログでも書いてきた、九品仏浄真寺、称名寺、弘明寺などもいずれも仁王像がそびえたつ。奈良・東大寺の仁王像は有名だ。

「そういえば、川崎大師の仁王像ってちゃんと見たことないなぁ」

立派な門があり、そこに像が立っているのは知っていたが、仁王像はちゃんと見たことがなかった。


 ▲川崎大師の大山門。昭和52年に建立された
 
ニコニコしながら門の所まで行く。

どれどれ・・・と覗き見ると、なんか様子が変だ。筆者が知っている仁王像ではない。

「もしや」と思い、顔から胴、足元へと目線を落とす。

やっぱり・・・

足元には「邪鬼」が踏まれている。

そして、その横には「増長天」と表示されていた。

すこぶる感動した。

なんと、川崎大師の大山門には、四天王像が安置されているのだ。

もちろん4体ある。

「持国天」「増長天」「広目天」「多聞天」。京都・東寺の四天王像を模しているそうだ。



実は、筆者は4月15日に京都に行く予定であったが、残念ながら昨今の情勢で中止した。

京都で一番訪れたかったのが東寺であったが、この世界はいろいろなところで繋がっていることを実感した。

近い将来、東寺の四天王像を観る時、川崎大師の四天王像を思い出すこと間違いなしであろう。

川崎大師・平間寺に関しては、このブログではちょいちょい書いていきたいと思う。

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